
2022.05.03 群馬県高崎市
第37回憲法記念日集会で講演する伊藤真さん

2022.05.03 群馬県高崎市
【伊藤真弁護士の講演メモ】(文責:酒井宏明)
ロシアのウクライナ侵略は、戦後の国際秩序への挑戦であり許されない。
国連憲章・国際法違反。
全人類への挑戦でもある。
戦争に勝者はいない。
そもそも侵略者は「自衛」を口実にする。
ナチスも戦前の日本もそうだった。
軍事的な支援は、戦争をさらに激化させる。
憲法9条を持つ国として、力ではなく法によって解決する方向を目指すべきだ。
自民党は、9条改憲や緊急事態条項、教育内容への国家の介入などを狙っている。
憲法改正推進本部から、実現本部へ。
憲法改正に必要な国民投票。
最低投票率・絶対得票率の定めなし。
“投票総数”の過半数とすると、有権者の2割くらいの賛成で憲法が変えられてしまう。
国民投票運動に公職選挙法の適用なし。
最短で2カ月後に投票。
議論したり、考えたりする時間があるのか。
テレビCM規制なし。
資金力のあるなしによる不公平さ。
憲法は少数者の人権を守るためのもの、多数の意思で変えてしまっていいのか。
多数意見が常に正しいわけではない。
多数意見でも奪えない価値がある。
憲法を変えられたら、裁判所で救済することはできない。
国民が熟慮するための十分な前提が確保されるまで、改憲は手続き的正義の観点から許すべきではない。
政治権力を憲法で縛るという考え方を立憲主義という。
民主主義社会においては、多数派による民意を反映した政治権力にも歯止めをかけるという意味を持つ。
憲法は国家権力を制限して、国民の人権を保障するもの。
あくまでも人権保障が目的。
さらに戦争させないことも目的とした点に、日本の立憲主義の特徴がある。
国民に憲法を守る義務はなく、政治家などに守らせる責任があるだけ。
憲法12条は、国会議員、官僚、裁判官などの公務員に憲法を守らせるために、国民が主体的に行動することを求めている。
戦前は個人が道具、手段として使われたが、一人ひとりの個人の幸せのために国家があるというのを明確にした。
13条は、自分たちの幸福は自分たちで決めていいということ。
戦争は個人の尊厳を否定することで維持される。
戦争は最大の人権侵害であり、環境破壊。
対話と協力による共存をめざすのが9条。
「敵基地攻撃能力」論の本質は全面戦争。
日本に期待される国際貢献は、飢餓や貧困、災害、人権侵害、環境破壊など紛争の原因除去のための積極的活動だ。
軍事力だけが国際貢献ではない。
戦争という手段では何も解決しない。
今後の選挙や国民投票で重要なことは、萎縮しないで声をあげる。
権力の私物化は許されないという大義。
戦争の悲惨さへの想像力。
憲法の理想に現実を近づけるために主体的に行動しよう。

憲法生かす政治を 9条を子や孫に残す〈群馬〉(しんぶん赤旗・首都圏 2022.05.07)

YouTubeで録画をご覧いただけます。
2022.5.3第37回憲法記念日集会 in 群馬音楽センター
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