25日夜に開催された第2回放射線の健康への影響に関する有識者会議を傍聴しました。第1回から約7か月ぶりで、今回から一般傍聴(定員10人)が認められ、マスコミ記者も大勢取材していました。県議は日本共産党の私と伊藤祐司さん、自民党の中村紀雄氏の3人だけ。委員には配られた資料が傍聴者にはなかったので、伊藤県議が事務局に言って余っていた2部をもらい、回覧しました。せっかく公開するのだから資料も配ってほしいものです。
最初に当局から、県内の空間放射線量・放射性物質の測定結果、福島県で実施している「県民健康管理調査」結果の概要について説明があった後、委員(議長の健康福祉部長を除き8人)からそれぞれ発言がありました。「福島の調査結果からみても群馬は全く問題ない」「より厳しい食品安全基準がとられており、県民の健康被害はない」「内部被ばくもほとんど影響ない」といった発言が相次ぎました。
中には「大沼のワカサギ釣りが自粛となっているが、釣好きには逆にストレスになっている」「放射能の検査をすること自体、健康な人にとっては精神的・物理的に迷惑な話で、検査を継続することは慎重に考えなければならない」との発言もあり、びっくりしました。
一方で、「食品の放射性物質濃度の測定はどこでやっているのかと聞かれる。そうした場所の一覧表を公表してほしい」などの要望や、「将来同じような原発事故が起きたときどうするかはよく考えておくべきだ」といった意見が出されました。
傍聴してみて、会議を原則公開したのはよかったが、同じメンバーでやるのだから最初から結論は見えていたということ。内部被ばくの問題などで異なった知見を持った専門家や市民の代表も委員に加えるべきだと(委員会では何度も質問してきたが)改めて思いました。
なお、今回の会議の議事録はホームページ上で公開予定です。