今日の厚生文化常任委員会で、子ども子育て新システム関連法案の撤回を求める意見書が賛成多数で可決されました(反対したのは民主党系のリベラル群馬の2人)。父母や保育士などの粘り強い運動があったからこそで、本当によかったと思います。意見書は、自治体の保育実施義務をなくし、保育所と保護者の直接契約になるなど公的保育の後退につながる、保育の場に市場原理が持ち込まれ父母負担の増大が懸念されるとして、政府に撤回を求めています。この問題での意見書提出は群馬県議会としては初めてです。
委員会ではまた、北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める意見書も提案されましたが、私は反対しました。なぜなら、2月議会で可決された意見書にあった「日朝平壌宣言にもとづく6カ国協議の再開をもとめていく」との文言が削除される一方、軍事的な対応も辞さない文言が盛り込まれていたためです。北朝鮮が国際社会の責任ある一員としての道をすすむことが、東アジアの平和と安定にとっても、北朝鮮自身の今後にとっても、最も理性的な方向です。日本をはじめ、関係諸国も、そうした方向に事態を前進させるための外交的努力に力をつくすことが今なによりも求められています。私は事前に、こうした点の修正を求めましたが、「強い態度で臨む必要がある」として、受け入れられませんでした。2月議会で採択した意見書から明らかに後退した内容であり、がっかりしました。